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ホリスティック獣医療について 会則・組織 推薦図書    





ホリスティック医学とは、アメリカでは、『alternative medicine』(代替医学)や『Complementary and
Alternative Medicine:CAM 』(補完代替医学)、欧州では、『complementary medicine』補完医学)と
いう言葉が使用され、近年急速に脚光を浴びている医学分野です。


一口に言って、西洋医学以外の療法のことを指します。
東洋の医学と言われている中国医学(中薬療法、鍼灸など)、インド医学(アーユルヴェーダ)、ホメオ
パシーや、脊髄を揉む指圧療法『chiropractic approach』・整骨療法『osteopathic therapy』といった手
技療法、精神性を求める瞑想や催眠療法、ヨガやアロマセラピーなど、代替医療の範囲は広く、世界
の伝統医学・民間療法はもちろん、保険適用外の新治療法をも含み、これらの中には、非科学的であ
り西洋医学を実践する医師・獣医師にとっては受け入れ難い内容のものもありますが、作用機構や有
効性が科学的に証明されているものが近年急増し、米国では有名医大の大半がこの数年、代替医療
をカリキュラムに加えるなど状況は大きく変化。
ハーバード大学医学部によれば 「21世紀の理想的医療は、現代医学と代替医療の融合である」 と言
い切っている。


@西洋医学では治らない、治せないものが沢山あります。
A現在の医療はともすれば患者を単なる消費者のように扱うので、代替医療の治療家のように温かみ
 のある治療を望んでいます。
Bアメリカでは健康保険で代替医療の治療費の支払いが可能です。
C世界的に人々が、より自然なものを求めるようになった。などが挙げられます。
 多くのホリスティック医療は,生命体を肉体と精神,霊性と,全体的に考えていることに由来し、ここ数
 年、「癒し」という言葉がよく語られています。


英語で健康のことをHealth(ヘルス)と言いますが、この言葉は、ギリシャ語のHolos(全体)を語源として
いる。つまり、Healthは、Healに「th」がついている状態を指し、『癒えた状態』をあらわし、癒える、という
現象を意味するHealは、実は“全体にもどる”というイメージをあらわす言葉ともいえます。


鍼治療は3500年間中国で使用されています。それは世界の人口の4分の1を占める人たちのための、
歴史的に裏付けられた療法です。
この鍼治療は、身体の表面上の鍼治療点を刺激することにより、苦痛を取り除き、自然治癒力をアップ
させ、各器官の機能を改善させるための療法です。獣医鍼治療の主要な目標は、身体の免疫系を強化し、
身体のメカニズムを刺激します。


ホメオパシーの始まりは、医学の父ヒポクラテスにさかのぼります。
サミュエル・クリスチャン、ハーネマン (西暦1800年代中ごろのドイツの医者) は、私たちが今日使用し
ている療法を開発しました。ホメオパシーは、「Similia Similibus Curentur」 、あるいは「毒を以て毒を
制す。」を原理としています。
有毒物質を多量に呑み込んだとき、それは死につながります。しかし、物質のホメオパシーで薄められ、
少量の服用量を投与すると、毒された動物を回復させることができます。ホメオパシーの治療は、植物
鉱物、薬、ウィルス、バクテリアあるいは動物による物質で作られています。この治療は、病気の症状を
無理に押さえ込むことなく、また症状の根本的な原因に対して作用します。ホメオパシー療法は、患者
体内の病気の状態にあるパターンと一致する震動のエネルギーを使って治療するものです。


ハーブは、1000年もの間、世界中で薬用として特定され使われています。
獣医療に使われるハーブは北アメリカのハーブ、インドのAryuvedicハーブ、従来の中国の漢方薬およ
び他の薬草などです。薬草は、動物の情緒的なレベル、精神的なレベルおよび肉体的なレベルの平衡
を保つことができる治癒力をもっています。


カイロプラクティックは、神経圧迫を引き起こしている椎骨変位を手技による調節によって正常な配置に
戻すことで神経圧迫を緩和し、自然治癒力:生体恒常性:ホメオスタシスを回復せるものです。


これはエソロジー、生物学、栄養、ライフスタイル評価および現代の精神療法の薬学を組込みます。
すべての訓練は問題行動 (特にホメオパシーおよびバッチフラワー)・疾病および健康に影響します。

「問題行動」は、あたかも動物が人に迷惑をかけているように取られがちですが、実は動物にとって
はまったく異常ではないまともな行動のことが多いのです。
しかし人間社会への適合ができない動物がいることも確かで、その結果による肉体的あるいは精
神的病態による問題行動もあります。動物の行動を問題行動と判断するのは人の側であって、人
それぞれによって解釈は異なります。ある人や家庭にとっては困った問題行動であっても、他で
はかわいいしぐさとして受け入れられることもあります。「問題行動」の改善に対してはその動物の
飼育環境を考慮し、行動の矯正を最小限にとどめることも大切です。人間側の一方的な理由で、
その行動を強制的に改めることで、動物に別の障害を生じかねないからです。